私と仕事 - 家計を立て直す家族のお話-目下の目標は借金完済です。

私と仕事

大学生の時、自分の性格やら通勤やら諸々考えて母校に近い研究所を選び
夏休み1か月バイトにもいった。その研究所に就職すると決めていた。
でも人生とは不思議なもので、隣教室の教授のひとことで
新宿の高層ビルの一つにオフィスを構える商社で
インストラクターとして働くことになった。一番苦手としている職業だった。

3年後、研究職が諦めきれずに製薬会社のR&D部門に転職した。
でも、そこには白衣を着て試験管をふる仕事はなかった。

結局、ITエンジニアの職に戻った。
もともと出世欲はなく楽しく新しいことを覚えることのほうがすきだった。
なのに上昇志向の強い魑魅魍魎になにかにつけ敵対視され
結構嫌がらせを受けた。
なんでも、私と比較されるのが頭にきたそうだ。
別にどうでもいいじゃん、私なんかスルーして頂いてよいのに。
まっ月9の「ようこそ我が家へ」の妹の友達のように
全てに恵まれているはずなのにごく普通に対する
身勝手な怒りや嫉妬、妬みだったんだろうと思う。

まっ、私はそんなことどうでもよく、
与えられたポジションなど未練もなくさっさと結婚退職した。
魑魅魍魎の中で仕事を続けるとストレスで
子供ができないでしょと言う相方の判断でもあった。
そして38歳、40歳で出産したから、
その後正社員で働くなんて考えもしなかった。

ちょうどその頃流行りだした
在宅ワーカーとして頭が錆びつかない程度に細々と働いた。

子供が幼稚園に行く頃、近所に叔父の会社があり
電話番にたまに来てほしいと頼まれた。
そして、下の子が小学校入学と同時に
本格的に叔父の会社でフルで働き始めた。
気がつくと10年近くも勤めていた。
勤め始めた頃はもともと人間的にだらしない叔父やいとこ。
会社は人が辞め潰れる寸前だったのを私がなんとか立て直した。

しかし、相変わらず誠意のかけらもない叔父は
会社儲けた金を新規事業につぎ込み見事に失敗し
本業もガタガタになった、
すると親族だと言うことをいいことに毎月の給与をまともに払わず、
それを理由に私を会社に縛り付けてきた。
あとで払うからとどんどん未払いがふくれ上がっていった。
それはおかしいからとにかく精算してほしいと申入れすると
逆切れされた。
そんな誠意のない最低な人間と相対するのに疲れ会社を辞めた。
案の定数百万の未払い金はを未だに支払われていない。

同じく叔父の会社手伝っていた相方がまず転職し、
私は、昔の夢である母校の研究職に就くために恩師を頼った。
しかし、なかなか話は進まず、待つこと6か月、
その間すぐに在宅ワークを再開するものの
昔より値崩れが激しく月1万円も稼げなかった。

それならつなぎで時給900円くらいで
バイトをしたほうがましだよねとバイトに応募した。
しかしことごとく書類審査で落とされた。
IT業界の正社員もトライしたみた。
こちらも書類選考ですべて落ちた。
そう、世の中は55歳のオバサンに用はないのだ。

あげくのはてに、すんなり就職できるはずだった母校にも
あっさりふられてしまった。結構ショックで途方に暮れた。

娘が私立高校に行くことが決まり、未払い金の催促をしたが
最低人間たちは、お決まりの逃げの一手。
いつものとおり私だけが被害者でないところが怖い。

さて、55歳を雇ってくれるところはどこもない。
しかし、家計を立て直すには稼ぐしかない。
バイトを探すべく、バイト用の手書きの履歴書を持って家を出た。

いざ、近所のコンビニ、ファーストフード、スーパー、はたまた清掃、
などと思ったがすぐに途方にくれてしまったので、とりあえずコーヒーを
飲むことにした。
ゆったりとしたら、希望の母校がだめだったんだからつなぎのバイトに
こだわらずもっと間口を広げればいいじゃんと思った。
コーヒーを飲みながら、
ダメ元でアイフォン片手に近所で大学や研究所の仕事を探してみた。
すると、大学2件、研究所2件、IT関連1件見つかりすぐに応募した。
すると、メールの返事が2件帰ってきた。
もしやこれはいけるかもと思ったのでそのまま家に帰った。
次の日朝一に電話もかかってきた。

大手の派遣会社は私が年齢を間違えたため
すぐに電話をくれたようだった。
でも年齢が間違いだと分かると、声のトーンが明らかに変わった。
かんべんしてよぉ~、なんんでおばさんなのよってね。
案の定説明会に行くと、
オバサンに仕事なんか紹介する気がさらさらない。
いきなりいろいろな適正検査をされた。
娘の高校受験の勉強を見ていたので問題なくこなした。
でも、応募した仕事にほとんど触れず人の話を途中で切り
後日連絡しますと言われて帰った。
ネットで評判を見ると、
40歳以上は有無を言わせず私と同じ扱いを受け
後日残念ですがという封書が送られてくるとあった。
そのとおりに封書が送られてきた、
まっ、2度とこの会社の仕事は応募しない。
ネットに書かれていたとおり時間とお金の無駄。
ほんと、いい勉強させてもらった。

研究所のお仕事の派遣元はとても感じが良かった。
2件とも担当の営業の方が直々に電話をかけてきて、
学歴、職歴をみてご連絡いただいた旨の説明があった。
だから年齢ははじめから間違っているのも承知の上、
ですよとも言われた。
仕事先の受け入れ態勢等詳しく説明してもらい、
後日面接を受けた。適性検査など一切なし。
それから大学関係2件は受け付けましたのメールが
すぐ来てそのうち一件はお断りの連絡がきた。
もう一件大手派遣会社でそのあと連絡はなかった。

派遣の仕事初の私の感想。
55歳のオバサンにとって大手の派遣会社は
人を見ず、まず年齢切りを平気でする。

本当に必要としている派遣営業担当はしっかり
学歴、職歴をみて判断した上で連絡してくる
取る気もなく学歴、職歴もみず、
マニュアルとおりの応対しかできない
電話オペレーターや営業しかいない派遣会社は
は人を人と思っておらず
駒のひとつくらいとしかとらえていないんだろう。
法律上年齢切りはできないので説明会と
称して人を呼びつけいかにも適性検査で
落としましたというまやかしをやってのける。
これなら、書類審査で断りの連絡をくれる
会社のほうが誠意があると思った。

そして現在、
運よく応募して第一希望の研究所で翌月から働いて早2か月。
とても働きやすい職場に配属されて毎日気持ち良く仕事している。
さらにもうひとつの研究所をお世話していただける会社とも
ちゃんと契約を交わした。
まっ、今の職場は10か月だけどその間にハケンのスキルを
磨き、ご指名がはいるようにがんばろう。
次の派遣先はじっくり検討しようと思う。


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